理論カードには、構築する(場に出す)ために必要な「★の数」が書かれています。
たとえば、「物理★★★ 数学★★」と書かれた理論は、
これらの★を満たす科学者の上に、置くことができます。
もう少し具体的に言うと、
「徹夜明けのポストドクター:物理★」は、
「物理★」の理論カードならば、構築可能(上に置ける)。
しかし、「物理★★」の理論カードだと、
★の数が足りないので、構築不可能(上に置けない)。
という感じです。
●応用構築について
理論カードを場に出すには、もうひとつ方法があります。
それが応用構築 です。
ある特定の理論カードには、「応用」マークがついているのですが、
これらのカードは、他の理論を応用(遊戯王で言うところの生贄)しないと、
構築することができません。
たとえば、「応用:数学1」と書かれている理論カードは、
数学の理論カードを1枚、忘却の彼方(墓地)へ送ることで、
場に出すことができます。
なお、特定カードを応用して構築することで、能力が上がる理論カードもあります。
「特殊相対理論」は、構築するために数学理論を1枚、忘却の彼方(墓地)へ
送る必要がありますが、その数学理論が「ローレンツ変換」であれば、
攻撃力がアップするなどの特典がつきます。
●理論カードの攻撃力と防御力について
理論カードは、ぶっちゃけて言うと、
遊戯王のモンスターカード
MTGのクリーチャーカード
に対応するもので、攻撃力、防御力を持ったバトル用のカードです。
さて、モンスターカードならば、「攻撃力」「防御力」で良いのですが、
理論カードで、「攻撃力」「防御力」はおかしいですよね。
そこで、アカディミアでは、理論カードの「攻撃力」「防御力」を
以下のように言い換えています。
攻撃力 ⇒ 衝撃力(センセーショナルパワー)
防御力 ⇒ 普遍力(ユニバースパワー)
いきなり「衝撃力」「普遍力」と、耳慣れないことを言われても、
「あれ?どっちが何だっけ?」と混乱するかもしれませんが
カード上では、
「剣のように見えるペン」のアイコンの数字が「攻撃力(衝撃力)」
「盾のように見える本」のアイコンの数字が「防御力(普遍力)」
と、直感的にわかるようなデザインに工夫していますので、
「衝撃力」「普遍力」という言葉に慣れなくても、
不都合なくバトルできますので、ご安心ください。
ともかく、結論としては、
理論カードは、攻撃力と防御力に
相当するパラメタを持っているバトルカードである
ということです。
●衝撃力、普遍力について
衝撃力(攻撃力)は、その理論の「世界に与える影響(反響、衝撃)の大きさ」
を表しています。
たとえばの話し、進化論のような、それまでの世界観を揺るがしてしまうほどの
センセーショナルな理論は、攻撃力が高い、というイメージになります。
一方。
普遍力(防御力)は、その理論の「学問の世界における普遍性の大きさ」
を表しています。
たとえばの話し、ピタゴラスの定理のような、今後、どんなに科学が進歩しても、
ひっくり返る(反証される)可能性の少ない普遍的で基礎的な理論は、
防御力が高い、というイメージになります。
したがって、たとえば、数学理論の多くは、
(センセーショナルではないが、普遍的なので)
「攻撃力は低いが、防御力が高い」
という傾向になっています。
逆に、ビッグバン理論などの「宇宙論」の場合は、
(センセーショナルだが、反証の可能性が高いし、実証するのが難しいので)
「攻撃力は高いが、防御力が低い」という傾向になります。
したがって、このような傾向の違いをふまえて、
うーん、
数学理論は、色々な理論の「応用」に使われ易い分野だし、
まずは、数学理論を揃えて、守備を固めよう……。
そして、宇宙論を応用構築!一気に勝負をしかけるぞ!
という感じで、デッキの構成を考えることもできます。
●バトル時の叫び方
なお、慣れないうちは、普通に、
「理論Aで攻撃!300のダメージ!」
と直感的に言ってもOKです。
ですが、慣れて、玄人になったときには、
以下のようにバトルすることをおススメします。
「理論Aで攻撃!
300センセーーショナァーーールッ!」
「させるかー!理論Bオープン!
400ユニヴァァァァァーーーーースッ!」
きっとこのゲームが流行ったときには、街のいたるところから、
こんな叫び声が聞こえることでしょう。
「ユニヴァァァァァーーーーースッ!」
(飲茶)ユニヴァース!
(飲茶)ユニヴァース!
どっちかというとユニバーサルパワーの方が
正しいと思うのですが、正しさとかどうでもいい!
…というインパクトを感じたのでそのままでw
(飲茶)普遍力である!
ええ、ネット辞書でみたら「普遍的」は、ユニバーサルですよね。
でも、やっぱり、ユニバースですよね。決まってますよね。
(飲茶)センセーーーーショナァァァーーーール!!
デュエルスペースには出禁ですよね、わかります。
(飲茶)デュエルスペースってなんだろう。よく秋葉の喫茶店とかとで、カードゲームやっているところかな。
こんな叫び声が聞こえることでしょう。
「ユニヴァァァァァーーーーースッ!」
日本は終わったのかもしれないな・・・・・
(飲茶)まだだ!まだ終わらんよ!
ポケモンカードのいくつかの概念を取り入れれば、ゲームバランスやカードの強弱バランス、現代以前の学者の理論が取り入れにくい等の問題が解決できそうです。骨格が文章化できたら(今ちょっと時間がないので)、また書き込みます。
(飲茶)ありがとうございます。今のところ、かなり骨子ができあがっているので、抜本的な変更だとちょっと難しいですが、どんなアイデアかとても気になります^^
「ユニヴァアアァァーーースッッ!!」
て叫ぶくらいなら許してもらいたいですが、
いい年こいた30代の男二人が
「俺のターン!アインシュタインに特殊効果発動!
『奇跡の一年』!!」
「リバースカード、オープン!!『家庭内不和』!
これにより科学者にマイナス修正が付加!
そして俺のターン!ボルツマンに「原子理論」
装備!400ユニヴァアアァァーーースッッ!!」
「なんだとおおおぉぉぉ!!!」
なんてやってたら確かに恥ずかしいですが、そう
言うことやりそうなのは逆にいい年だったりして、
なんていうか自重しろ。
(飲茶)いやいや、すごいイイじゃないですか!
そのノリで、ぜひやって欲しいですね。
多感な子供たちも、なんか学術的で難しいことを話していると思って、「かっこいい!」と思ってくれるかもしれませんよ。
いやぁ、めちゃめちゃ面白そうじゃないですか!
でも、よく知らない周りから見ると
謎のおっさんが描かれたカードの上に
わけのわからん科学用語が描かれたカードを乗っけながら、
「ユニヴァァアアァーーッス!!」とか絶叫してるのはさすがに痛々しくないですか?
いや、でも僕は叫びますよ?
「ユニヴァァアアァーーッス!!」
(飲茶)おお、同志よ!心強いです!(^^)