作れたらいいなあ、というお話。
■単語の「自動変換表示」機能
もともとの発想は、某ネトゲのチャット機能。
昔、僕がやっていたネトゲは、日本人だけではなく、
「アメリカ、中国、インドなど様々の国の人たち」と
一緒にプレイするタイプのもので、こんな会話機能が実装されていました。
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@まず、会話画面で、僕が「こ」という文字を入力する。
Aすると、予測変換で「こんにちは」「こんばんは」などの一覧がでてくる。
B「こんにちは」を選ぶと、画面にそれが表示される。
yamcha:【こんにちは】
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とまぁ、なんてことのない会話機能ですが、
実は、これ、相手の画面にはこう表示されています。
yamcha:【Hello】
つまり、僕が選んだ単語が、相手の画面では、
「相手の母国語に自動変換」されて見えてるわけです。
この単語変換機能はとても便利で、ちょっとした会話ならできたりします。
yamcha:【山】 【行く】 【カニ】 【退治】 【経験値】 【ください】
アメリカ人:【はい】 【5分】 【待って】
インド人:【久しぶり】
中国人:【どこ?】
yamcha:【カニ】 【発見】 【私】 【ひとり】 【戦う】 【まかせて】
インド人:【待って】
中国人:【待って】
yamcha:【死】 【復活】 【ください】
という感じで、
ジェスチャーゲーム的に会話をして、うまく冒険を進めることができるのですが
この機能をもっと洗練させて、「文章として日常会話できる」ような
ものを作ったら面白いかなあと。
■実現アイデア
では、どうすれば文章でも同じことができるか?
雑多なアイデア出し。
(1)主語、述語、目的語を明らかにする
日本語もそうだけど、結局、文章解読が難しいのは、
「主語、述語、目的語」がパッと見でわかりにくいから。
たとえば、
「私は彼女が好きだ」
という単純な文章だって、どれが主語なのか意味を理解しないとわからない。
また、人によっては勝手に主語を省略する場合もあるだろう。
「彼女が好きだ」
この場合、「私が彼女を好き」なのか「彼女が(何かを)好き」なのか
前後の文脈がないと決めることすらできない。
だから、必ず「主語、述語、目的語」をちゃんと選ぶような操作性にする。
そして、何か「色」とか「記号」とかを決めて、「パッと見」で
「主語、述語、目的語」をわかるようにする。
たとえば、こんなふうに
<私>:[好きだ] → (彼女)
(2)修飾語の関係を明らかにする
日本語もそうだけど、結局、文章解読が難しいのは、
「修飾語」がどれにかかっているのか、パッと見でわかりにくいから。
「髪が美しい彼女が好きだ」
これくらい単純な文章なら、みんな句読点を省略すると思うが、
これだって慣れない人からしたら、どっちなのかわからない。
「髪が美しい彼女が、好きだ」
「髪が、美しい彼女が好きだ」
※受験英語の読解問題も同様で、長文で長文を修飾しているから、
もう、どれがどれに修飾しているかわからなくなる。(T△T)
だから、こんな感じで、修飾している単語がはっきりわかるようにする。
<私>:[好き] → (彼女)
↑【詳細】<髪>:[美しい]
■まとめ
という感じでボンヤリ考えているので、
「こういうふうにしたどう?」とか
良いアイデアあったらコメントください(^^)
ちなみに、このツールが、社会的に有用かどうかはわかりません。
・マスコミでは「反日」って言われている国だけど、
直接、会話してみたら全然違ったじゃーん!(^^)v
・チュニジアの人と会話したら超面白かったーwww
的な感じで、楽しいツールになるかもしれないし、
思想が偏った人が使って憎しみを海外に振りまくだけのツールに
なるかもしれません。
でも、ネトゲをやってて
海外の人と「ほんの些細なこと」が通じたときのあの感動、
そして、なんか不思議な感じがとても楽しかったので、
こういうツールを作ってみたいと思うようになりました。
いつか出来たらいいなあ。
アメリカ人:【みんな】 【戦う】
インド人:【ひとり】 【ダメ】
中国人:【復活】 【まかせて】
yamcha:【ありがとう】 【みんな】 【大好き】