「なんとかダイエット」というのが世の中にはたくさんあるみたいで、
色々とぐぐってみたのですが、
とにかくダイエットの共通的な根本原理としては、
「摂取カロリー < 消費カロリー」
という状況を維持しつづけること
のようです。
まぁ、エネルギー保存の法則、質量保存の法則がありますから、
取り入れた分より、使った分の方が多ければ
当然、体から物質が減っていくわけで、
確実に体重は減っていくという理屈は理系的には超しっくりきます。
とはいえ、「消費カロリを増やす」というのはまず無理。
「消費カロリーを増やす」とは、ようは、「運動する」的な話ですが、
これは忙しい社会人にはなかなか難しいし、なによりやる気がありません。
(野球でゴロもフライもとれない飲茶は、大の運動嫌いです)
となれば、もはや、左辺の摂取カロリーを少なくするしか選択肢はありません。
というわけで、最近、昼食でお弁当を買うときは、
必ずカロリー表示をみて、なるべくカロリーが少ないものを選ぶようになりました。
が、ここでふと思いました。
カロリーはどうやって計算しているのだろうかと。
ダイエット中の僕は、カロリーをみて商品を買っているわけですから、
いまやカロリーの表示は、「産地」「賞味期限」よりも
大きな購買決定要因になっています。
しかし、そのカロリーは、「正確」なのだろうか!
いっとき、「産地偽装」「賞味期限偽装」などがありましたが、
もしかしたら、まだ知られていないだけで
「カロリー偽装」なんてものがあるかもしれない!
「実際にはどうやって決めてるんだろう。
直感的には、『ハム1グラムあたりのカロリー値』みたいな世界標準の指標値を
もとにして、この商品はハムを10グラム含んでるから……みたいな感じで
計算をするんだろうか。でも、ハムといっても、パサパサのハムもあれば、
脂肪たっぷりのハムもあるよなあ。あとからたっぷり油をぬって
テカテカにした超高カロリーハムを、
『ハム一般』として計算しちゃうケースもありそうだ」
同じような商品が並んでいたら、カロリー表示が低い方を買うわけだから、
経営側としては、なんとかしてカロリーを低く見積もりたいはず。
そうすると、経営側としては、もっともコンディションが悪い(ぱっさぱっさの)食材、
そしてもっともコンディションが悪い(すっかすっかの)盛り付けのケースで
計算したくなってくる。そして、それをやりすぎていけば、最終的にいきつくのは……
カロリー偽装!
こうなったらもう、ミキサーみたいなものにかけて全部すりつぶして、
それをなんとか分離機にかけて糖分や脂肪分を算出して正確にカロリー値を出す、
そんな機械を開発するしかない。そして、その機械をもとに、
世のなかのカロリー表示を検証し、訴えていくNPO法人を作り、
世界のダイエット界を牛耳るのだ!
なんてことを考えながら、
コンビニの弁当棚の前で、20分ぐらい固まってました。
みなさんも、カロリー偽装を心配した経験ありませんか?